セッカ

  この場所に♂のセッカが来たのが5月上旬、いたり、いなかったりの日が何日が続いた後、ようやくここを縄張りと決めたのか、いつ行ってもこの草はら周辺に留まるようになった。そして巣材運びが始まりどこからかクモの糸を運んでくる。潜り込むところは数カ所有り、今年は楽しみだと思うようになったのもこの頃だ。この休耕田の地主さんの了承も貰い、周りの田圃の農家の方数人への挨拶も終わった6月には鳥もこちらを見慣れてきたのか時々近くに降りてくるようになった。でも、まだ「チィチィチィ」と警戒心の混じった鳴き方が多い。中旬になると頻繁に降りてきて「ヒィヒィヒィ」と鳴き始めた。こうなると近くに行っても逃げない。ゆっくり近づき目の前に行っても時々こちらをチラッと見るが気にすることもなく羽繕いをしている。どうも強い♂ほどこの傾向があるように思える。今年の♂は強い、従って♀にもてる。画像の♀はてっきり第二婦人だとばかり思っていたが、(こちらが勝手に第一婦人としていた♀は大分前に巣立ちを迎えていた。)ここの雛が巣立つ前、早く巣立った別の雛が時々飛び回る。その数を見るとこの♀は第三婦人、ひょっとすると第四婦人かも知れない。こちらは2回♂が空中から♀を草むらに降ろしたのを見たがまだいたようだ。♀が気に入ればすぐ交尾、そして産卵し抱卵が始まる。雛が孵ると最初は小さなクモ等を獲ってくる。そして雛の成長に伴い、お母さんは忙しくなり頻繁に餌を運び、持ってくる虫も段々と大きくなる。バッタ、クモ、青虫等でバッタはツユムシの類が多い。♂は子育てを手伝うこともなく自分の縄張りをパトロールするだけでパトロール帰りにこちらの相手をしてくれる。そして、帰ろうとすると自転車を追いかけてくることがある。きっと行く方向がたまたま同じだっただけだと思うが、背中にセッカの声を聞きながら「またねー」と手を振りながら帰途についたことが度々あった。♀が小さな虫を運び始めてから12、3日で巣立ちとなった。前日、農家の人とおしゃべりしながら観察していたが、巣から顔が見えることもなく普段通りの状態だった。そしてこの日、親が餌をすぐに与えないような仕草が見られ、親がいないときでも雛が巣から度々顔を出すようになった。そして、それから暫く経って巣立が始まった。
  毎日のように人がいればカラスやイタチ、ノネコは近づかないだろうと、ほぼ毎日、前半は朝、夕、後半は猛烈な暑さのため早朝のみのセッカ通いも一段落ついた。今年は良い鳥が良い場所に来てくれた。まだ8月の半ば、これから稲刈りが終わる頃まで1回か2回子育てが見られるだろう。
  毎年、夏は鳥の多少、場所は色々だがどこかでセッカを見ている。5月に入ると始まるセッカ探し、巣作り、子育て、巣立ちとなり、そして、秋に姿が見られなくなる前にススキ止まりのセッカを見て今年のセッカはお終いとなります。
d0121272_14482100.jpg

d0121272_14481274.jpg
d0121272_14482392.jpg


巣立ち直前の雛
d0121272_14494387.jpg
d0121272_14495431.jpg

by koazenokawasemi | 2015-08-13 16:40 | 野鳥 | Comments(2)
Commented by sakadowbc at 2015-08-13 19:50
小畔さん 
大丈夫ですか。足が攣ったとかまだ若いのに、45歳でしょ?
綺麗に良い写真撮っているね。いつの間にか?
セッカもう巣立ちした見たいですか。雛が顔出しているから抜けたろうね。
撮りたかったな~~
お元気で~~~~
Commented by koazenokawasemi at 2015-08-13 22:50
ちーさん こんばんは
最近よく足がつります。昨日、T/Hさんがポカリを飲むと良いよと電話くれました。
T/Hさんも経験者だそうです。水分が不足しているようです。

名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< コガラ クロツグミ >>